資産運用特区、ライドシェア…岸田再改造内閣、改革“やってる感”を払拭できるか

政策面・政局面待ち受ける困難
  • 「資産運用特区」「ライドシェア」岸田政権の改革への豹変は本物か?
  • NY演説で力説した中身…現実には東京は地盤沈下、投資する国の条件とは?
  • 政策面の困難に加え、政局面でくすぶる懸念。やってる感は払拭できるか

岸田首相が訪米中の21日、ニューヨーク経済クラブで「資産運用特区」を表明し、良くも悪くも話題を呼んでいる。

ニューヨーク経済クラブでにこやかに講演する岸田首相(21日、官邸サイト)

首相就任時には「小泉改革以降の新自由主義的な政策を転換する」と述べ、国会での最初の所信表明演説で「改革」の2文字を使うのを敬遠した時とは“別人”のように、この日は「構造改革も断行していく」などと改革を7回も連呼した。

さらに22日には河野デジタル相が記者会見でライドシェアの導入へ議論を進めることも表明した。河野氏は内閣再改造に際しての規制改革やデジタル行財政改革を新たな担務として、首相が「デジタル×改革」の全権委任したことも政策ウォッチャーの注目を集めたばかりだ。「君子」は本当に豹変したのか。

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