岸田首相が石原伸晃氏を内閣官房参与に起用、「落選議員の失業対策か!」の声

日当2万6400円、「石原派」取り込み狙い?
ライター
  • 岸田文雄首相が石原伸晃氏を内閣官房参与に起用すると発表
  • 石原伸晃氏は選挙で落ちた“ただの人”であり、ネット上では不満の声が渦巻いた
  • 岸田首相が石原派(7人)を取り込む狙いとの見方も

岸田文雄首相は3日、観光立国担当の内閣官房参与に石原伸晃元経済再生相を起用する人事を発表した。石原氏は10月末の衆院選で小選挙区・比例代表ともに落選しており、現在は“ただの人”。民意によって否定された人物を政権中枢に起用することに、さまざまな議論を呼んでいる。

石原伸晃氏ホームページより

作家の盛田隆二氏は、「衆院選で落選した民間人を内閣官房参与に起用するんですか。国民の声を聞くどころか、”これじゃ選挙やる意味ないじゃん😩” と国民の政治離れを加速する人事では?」と嘆いた。

立憲民主党の田島麻衣子参院議員は、「落選議員を内閣官房参与に起用とは違和感。参与には執務室と、勤務一日26,900円が支給され、国会での答弁義務を負わない」「これを許したら参与ポストは、首相に近い落選議員の手軽な再就職先として、定着してしまう」と指摘。石原氏の給与体系も説明した。

内閣官房に問い合わせたところ、給与形態については次のように回答があった。日当の金額は、正確には2万6400円だった。

「業務を行った日は、日当として1日2万6400円が支払われます。業務時間が1時間であっても7時間であっても、同じ金額になります」

政治アナリストの渡瀬裕哉氏は「民主主義を事実上否定しており、米国で主催される民主主義サミットに参加する資格はないと思います。西側の政治的価値観の敵です」と言い切り、「民主主義の重要なプロセスである選挙の意義を毀損する行為がなされたことを立法事実とし、同様の行為を禁止する法案の立案・提出が求められます」と続けた。

このほか、議員の職を失った石原氏に対する「失業対策か!」と揶揄する声も多数あがった。

大層な失業対策だなぁ石原伸晃は乞食か!?

選挙に落ちたという程度の実力の人をなぜ? 失業したから仕事あげたってか?

岸田首相が、失業した石原伸晃を内閣官房参与に起用して再雇用するという。コロナで困窮している経済的弱者には徹底的に冷たいが、お友だちには税金使って不当ともいえる優遇。これが岸田自民党の正体だ。

他方、岸田首相が石原氏に手を差し伸べたのには、党内の勢力争いが背景にあるとの見方もある。

作家でジャーナリストの門田隆将氏は、岸田首相が石原派7人を自身の勢力に取り込む狙いがあると説明した。「岸田首相はこの数でも取り込みたい。安倍派や“岸田憎し”の二階派&菅グループ等の反主流に僅かに劣勢の主流派がこの数さえ取り込み優位に立ちたいのだ。凄まじい権力抗争である」

石原派は石原氏の落選後、存続が危ぶまれていたが、11月9日に会合を開き、派閥活動を継続する方針を決定。12月中旬予定の派閥パーティーまでは石原氏が会長を続投する方向だった。石原氏は落選してもなお、自民党内で一定の影響力を保持しているのかもしれない。

 

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