また炎上!読売新聞オンライン、吉村知事の「筋トレ」記事掲載にツッコミ殺到

「包括連携協定」騒動直後、元記者「このタイミングで強すぎ」

読売新聞オンラインで30日、大阪府の吉村知事がSNSで休日の筋トレ姿を公開して話題になったとの記事を掲載したことが年の瀬のSNSで話題となっている。

吉村氏インスタグラムより

当該の記事は「吉村洋文知事、休日の筋トレ姿を公開!たくましい筋肉に黄色い声殺到「カッコ良すぎ」「キャー!」」。29日に吉村氏が自身のインスタグラムに筋トレする様子をアップし、フォロワーの絶賛コメントを紹介している。

折しも、読売新聞大阪本社と大阪府が先ごろ包括連携協定を結んだことを巡り、左派ジャーナリストらがネットで反対の署名活動を展開するなど物議を醸したばかり。ネットでは左派の人たちを中心に「ロシアや中国のプロパガンダ記事みたい」「政治家はアイドルじゃねえ」など非難する声も相次いだ。炎上した記事にはアクセスが急増し、会員限定記事で未登録者が読めないにも関わらず、アクセスランキングでトップになっている(31日14時時点)。

ただ、記事の見出しが一般紙の体裁に似つかわしくない内容であることからも明らかなように、系列のスポーツ報知のネットニュースとして配信された記事を転載したものだ。

それでも、ある大手ネットメディア幹部は自身のフェイスブックで「価値判断をしめす編成こそ新聞ジャーナリズムの要。大丈夫なのか」と苦言。読売新聞の元記者で、現在は政府系の仕事に転じている男性はツイッターで、「このタイミングでこれを読売クレジットで出せるの強すぎる」と驚いた様子だった。

なお、吉村氏の筋トレ写真については、違う観点からのツッコミも相次いでいる。別の角度からアップされた画像をよく見ると、バーベルはまだ受け皿のラックに置かれた状態。これにアンチ維新のネット民が「読売も吉村も持ち上げていない」と皮肉る人も。また、ある経営者はフェイスブックで「スポーツしているのにマスクしている」と絶句気味に苦笑していた。

読売と大阪府の連携は、左派勢力やアンチ維新勢力の「攻撃材料」になっているが、TBSも2018年に横浜市と包括連携協定を結ぶなど近年、各地の自治体とメディアが提携する動きが増えている。ただ、なぜか当時は話題にならなかったことも指摘されている。

 

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