「毎日新聞としておわび」記者のSNS炎上、問題の投稿を削除・謝罪

過去「始末書」の事実なし

株式会社ソーシャルラボ(東京都港区、代表取締役・新田哲史)は2月28日、毎日新聞社から所属記者A氏が当社運営のニュースサイト「SAKISIRU(サキシル)」に侮蔑的な投稿をした件に関する公開質問状への回答を受け取りました。

東京・竹橋の毎日新聞東京本社(PhotoNetwork /PhotoAC)

毎日新聞の回答は、社長室広報ユニットが対応。「毎日新聞社に所属する記者による、ご指摘の発信はいずれも、当社が公表しているソーシャルメディアポリシーの基本原則に反していると認識しております。大変遺憾に思います」との認識を示し、「毎日新聞社としておわび申し上げます」と陳謝しました。

その上で、A記者の所属長からの指示に基づき、「クソ記事を垂れ流したサキシルとかいう糞メディアは、今頃どうしているのだろうか」など問題になった2つの投稿について削除するとともに、本人から謝罪の投稿も指示したとのことです。同社広報からの連絡後、A記者は速やかに削除し、以下のようにコメントしました。

2月16日の投稿で、ニュースサイト「サキシル」に対して不適切な言葉を使用しました。毎日新聞社のソーシャルメディアポリシーに反するものでした。ソーシャルメディアラボ(※原文ママ)代表の新田哲史様をはじめ、不快感を与えた方々に深くおわび申し上げます。当該の投稿は削除します。

また、毎日新聞広報担当のXアカウントでもA記者にリプライを送る形で以下の投稿をしました。

当社従業員の投稿は当社のソーシャルメディアポリシーに反する不適切なものでした。当該従業員には所属長から投稿を削除しておわびするよう指示しました。ご迷惑をおかけした方々におわびします。過去の投稿についても見直すよう指導しました。

一方、22日に送付した質問文で、当社は毎日新聞社員らに独自取材した内容に基づき、A氏が過去に炎上した際、「始末書を提出したと聞いている」との指摘があったことについて確認しましたが、毎日新聞側は「過去に当該記者がインターネット上の発信について『始末書』に相当するものを会社に提出したことはありません」と事実関係を否定しました。念のためご留意いただければと思います。

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株式会社ソーシャルラボ 代表取締役  新田哲史のコメント

毎日新聞社のA記者による侮蔑的かつ挑発的な投稿について、同社のソーシャルメディアポリシーの基本原則に反していたことを会社側及びA記者本人が率直に認め、削除と謝罪を表明されたことを適切な対応だと評価いたします。当社としてはこれをもって本件は落着としたいと思います。

毎日新聞社によると、A記者本人も「ポリシーに反していることを認め、反省の態度を示しました」とのことですので、本件でA記者に対しこれ以上の非難はおやめいただければと思います。

 

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