岸田首相は本当に人事巧者か?使いこなせていない安倍時代のレガシー

内閣改造も、置き去りな視点
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 岸田首相が13日に内閣改造と自民党役員人事着手も「刷新」期待は低下
  • 政権発足当初は「人事巧者」「人事好き」の評判があったが、疑問を抱く理由
  • 「政と官」の関係はどうなのか?生かしきれていない安倍政権のレガシーとは

岸田首相は10日、G20サミット出席で訪問中のインドで、帰国後の13日に内閣改造と自民党役員の人事を行うことを明らかにした。ただ来年秋の自民党総裁選をにらみ、麻生副総裁や茂木幹事長といった骨格人事が維持される方針が報じられてから、女性や若手の登用といった刷新感への期待値が低下。目玉となるサプライズ人事を打ち出せるのか注視される。

10日、ニューデリーで記者会見する岸田首相(官邸サイト)

ところで岸田首相といえば「人事巧者」「人事好き」といった呼び声があるが、筆者は最近疑問を感じ始めている。

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