KADOKAWA元専務ら逮捕で再注目、川上量生氏の東京オリンピック関連での“古傷”

2018年に勃発「TTFプロデューサー辞任騒動」
ライター/SAKISIRU編集部
  • 五輪汚職事件でKADOKAWA元専務ら逮捕。元社長の川上量生氏にネット注目
  • 再注目される五輪絡みの“古傷”。2018年に都政で騒動となったTTF辞任騒動
  • 都議時代の音喜多氏が都のコンプラ違反指摘。川松都議と川上氏の公開討論も

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件が、新展開に突入したようだ。東京地検特捜部は6日、出版大手「KADOKAWA」の元専務、芳原世幸容疑者と、同社担当室長だった馬庭教二容疑者の2人を贈賄容疑で逮捕した。あわせて、大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者を受託収賄容疑で再逮捕した。特捜部はこの日、KADOKAWA本社や角川歴彦会長の自宅などの捜索を行った。

NHKなどによると、芳原容疑者と馬庭容疑者は東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー選定の際に、便宜を受けたことへの謝礼として2019年から昨年までに高橋容疑者側にあわせて6900万円の賄賂を提供した疑いが持たれている。

事件報道後、ネットで注目が集まるKADOKAWAの川上量生取締役(右、当時)と角川歴彦会長(2017年撮影=写真:つのだよしお/アフロ)

ツイッターで「カワンゴ」飛び交う

高橋容疑者とKADOKAWAの間に、贈収賄があったのではと報道された3日以来、ネットでは、当時、KADOKAWAの社長だった川上量生氏が関与しているかに注目が集まっている。ツイッターでは数日前から、このニュースに合わせて川上氏の愛称である「カワンゴ」のキーワードが飛び交っている。

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