「上から目線で傲慢」維新・松井氏、共産・志位氏の維新・国民けん制を“逆けん制”
憲法改正の議論巡り応酬日本維新の会の松井代表(大阪市長)が11日夕、ツイッターを更新。共産党の志位委員長が、憲法改正などて連携を深める維新と国民を警戒し、けん制する発言をしたことに“逆襲”した。
維新と国民は先に与党側に憲法審査会の定例開催を求めていくことで一致しているが、志位氏はこの日の記者会見で「大変危険な道を進みつつあるとみている」などと述べた。衆院選で議席を減らした共産党は、10日の首相指名選挙でも立民・枝野代表に投票し、志位氏がツイートでその理由を明かすなど存在感の維持に向けて発信に懸命だが、勢力を後退させた立民、共産とは対照的に、議席を積み増した維新と国民が政策提言で求心力を高めていくことに危機感を募らせ、憲法改正への動きをけん制したとみられる。
これに対し、松井氏はこの志位氏の発言を報じた産経新聞の記事を引用する形で「志位さん、改憲するか否かは国民の皆さんが判断するのです」と苦言を呈した上で、「国民の皆さんに判断する機会を提供する事を『危険な道』とは、自分達は絶対正しいという上から目線で傲慢な共産党らしい意見ですね」と皮肉まじりにバッサリ。志位氏の発言を逆にけん制してみせた格好だ。
志位さん、改憲するか否かは国民の皆さんが判断するのです。国民の皆さんに判断する機会を提供する事を『危険な道』とは、自分達は絶対正しいという上から目線で傲慢な共産党らしい意見ですね。 https://t.co/oM38WR05GS
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) November 11, 2021
維新側は衆院選後に憲法改正を論点に与党側を揺さぶりにかけているが、野党間でも改憲に前向きな維新、国民と、護憲志向の立民、共産などと立場の違いが明確になり始めており、政局の主導権争いが激しくなっている。
関連記事
編集部おすすめ
ランキング
- 24時間
- 週間
- 月間
- ハンストから1年、東京家裁で男性敗訴。判決は、フランスの逮捕状にも“開き直り”
- 「1ドル=129円」円安で留学に行けない!もはや“日本脱出”はムリなのか…
- 「大喪の礼」三浦瑠麗氏の読み違え、田中康夫氏ら追及。「武士の情けで…」擁護の声も
- みんながモヤモヤ、慶応高の甲子園応援騒動、その“違和感”の正体
- 「岸田トークン」が週末にバズった自民党NFT、フジテレビが報じきれなかった政策的深層
- 「iPhone14」世界で2番目に安いのに…高すぎて買えない日本人が続出か…
- SAKISIRU「共同親権」訴訟結審、判決は3月8日
- 家入さん、逃げちゃダメだ!キャンプファイヤー横領事件の不可解
- 『孤独のグルメ』原作者のツイートが話題、新聞社の「インタビュー無償」は時代錯誤か?
- 「共同親権」報道訴訟、SAKISIRU・西牟田氏が一審勝訴
- SAKISIRU 4月末で本サイト閉鎖。note にアーカイブ移行します
- ハンストから1年、東京家裁で男性敗訴。判決は、フランスの逮捕状にも“開き直り”
- 安芸高田市長にヤッシーが喝!田中康夫氏「やり方が下手っぴ。頭でっかちな偏差値坊や」
- トヨタ「エース社員」退社続出は、“改革者”の豊田社長についていけないからなのか?
- 参院選半年前で市井紗耶香氏がモー辞退、八幡和郎氏「泥船から逃げ出す人多し」
- 櫻井よしこ氏あぜん、共同親権「法務省案vs民間案」自民党内バトル勃発
- ビットコインの生みの親、サトシ・ナカモトの正体がついに判明 !?
- 【特報】滋賀県の市議会で自民党籍の議員「刺青」騒動、本人を直撃
- 「ネットで真実」がアダに…「認知領域の戦い」どう乗り越えるか
- 韓国の反発で、佐渡金山の世界遺産推薦を見送りへ。期待していた地元民はどう思った?
- 【ご支援のお願い】スラップ控訴に負けたくないです。助けてください
- SAKISIRU 4月末で本サイト閉鎖。note にアーカイブ移行します
- 【闘争宣言】SAKISIRUを提訴。Colaboとも一部重複する弁護団はコイツらだ
- ビットコインの生みの親、サトシ・ナカモトの正体がついに判明 !?
- ハンストから1年、東京家裁で男性敗訴。判決は、フランスの逮捕状にも“開き直り”
- 北村晴男弁護士「共同親権、裁判所が利権失うのが怖い」
- 安芸高田市長にヤッシーが喝!田中康夫氏「やり方が下手っぴ。頭でっかちな偏差値坊や」
- 20年前に殺害された国会議員の資料にネット注目。鳩山氏が「入手」
- 「共同親権」報道訴訟、SAKISIRU・西牟田氏が一審勝訴
- 櫻井よしこ氏あぜん、共同親権「法務省案vs民間案」自民党内バトル勃発
特集アーカイブ
人気コメント記事ランキング
- 週間
- 月間