「大喪の礼」三浦瑠麗氏の読み違え、田中康夫氏ら追及。「武士の情けで…」擁護の声も

安倍元首相国葬問題、テレビ番組で言及時

国際政治学者の三浦瑠麗氏が7月31日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演した際、天皇の国葬「大喪(たいそう)の礼」を「たいものれい」と読み違え、三浦氏のアンチがここぞとばかりに口撃。一夜明けた1日午前もツイッターで「大喪の礼」がトレンドワードに入る騒ぎとなっている。

三浦瑠麗氏(防大サイトより)

芸能人が時事談義をすることでおなじみの同番組はこの日、安倍元首相の国葬を巡って賛否が分かれている問題を取り上げた。コメンテーターとして出演した三浦氏は、戦後唯一の国葬を行った吉田茂元首相にも否定的な評価があったことを引き合いに「反対意見が出ることは健全というか。反対意見が出ない総理大臣なんていないですよ」と現状認識を示した。

問題の場面はその直後。三浦氏は「その上で憂慮するのは、天皇陛下の国葬は当然だ、これは大喪(たいも)の礼だ。天皇陛下という方はプライバシーを、自己犠牲している。権威は認めるけど、民主主義で選んだ総理大臣に対して毀誉褒貶もあるだろうけども、政治はダメというのは民主的にはおかしいと思っているんです」などと、天皇との比較で論じた際に読み違えをした。

歴史学者の住友陽文氏は放映直後、ツイッターで「おそらく大喪の礼のことを言いたかったと思うのだが」とやんわり言及。しかし三浦氏嫌いで知られる人たちからは「”大喪の礼”を「たいものれい」と読み下したことが間違いと言うよりも、三浦瑠麗を知識人として扱う事が間違いなんだと思われますね」(落語家・立川雲水氏)、「内閣支持率が12ポイントも下落するより、『大喪の礼』を『たいものれい』と呼んだ大人がいたという事実の方がショック」(政治ジャーナリスト)などと集中砲火を浴びる展開に。

三浦氏を以前から「名誉白人なオランダ人形」と批判している作家の田中康夫氏は、「事前収録なのにカットせず流した」局側の対応がGJ(グッジョブ)と痛烈に皮肉った。

一方で間違えは誰にもつきものであることから擁護の声も。有名ベテラン俳優が田中氏に対し、「武士の情けで見過ごしてあげていただけませんか? 普通は、収録後に部分的に撮り直すんですが、どうなってるんでしょうね」と一時ツイート(現在は削除)。一般のネット民からも

三浦瑠麗さん大喪読み方について大騒ぎしている人は、嬉々としてイジメを楽しむ姿を自ら晒していることに気がついていないと思う。

と指摘する人もいた。脳科学者の茂木健一郎氏は「人間そもそもみんなポンコツなんだから、ポンコツがポンコツをポンコツと言ってもあまり意味ないよね」とツイート、「つまづいたって  いいじゃないか にんげんだもの」で知られる往年の書家、相田みつをばりのユニークな擁護をしていた。

前回の大喪の礼は、昭和天皇の崩御時。1989年2月24日に行われた。三浦氏は当時、小学2年生の8歳だったが、日頃テレビなどで特にリベラル系に対して辛辣にコメントしているとあって、ネット上ではそうした人たちから今回の読み違えを批判する人が少なくない。

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