大王製紙の値上げが話題、トイレットペーパーも紙おむつも「今こそ軽減税率」の声

「新聞は含まれているのに...」
ライター/SAKISIRU編集部
  • 大王製紙の値上げがネットで大きな話題。燃料価格・荷資材費の高騰など背景
  • ティッシュやトイレットペーパーに加えて、紙おむつ、生理用品など幅広く
  • 他社も続々値上げ。そこで、改めて消費税の軽減税率が注目されているが…。

「エリエール」ブランドのトイレットペーパーやティッシュペーパーで知られる大王製紙の値上げがネットで大きな話題となっている。大王製紙は、今年3月22日出荷分から家庭用紙製品の値上げを発表している。

値上げの理由を同社は「燃料価格・荷資材費の高騰や物流コストの上昇」とした。また、CO2削減などの環境対策を行いながらの安定供給体制の確保には多大なコストがかかることも明かしている。

tommy /iStock

1日10回おむつ交換なら月額1000円増

値上げ自体もさることながら、ユーザーが嘆いているのは、値上げの対象商品と値上げ幅だ。今回、大王製紙が値上げに踏み切るのは、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、キッチンタオルに加えて、紙おむつ赤ちゃんのお尻拭き生理用品も含まれる。値上げ幅は、現行価格から15%以上だ。

たとえば、大王製紙の新生児用紙おむつは36枚入りのもので現行価格は800円程度だが、15%の値上げとなると、920円前後になる。1日に10回以上おむつ交換を必要とする新生児は珍しくない。

仮に、1日10回おむつを交換する必要がある新生児の場合、月間で300枚以上のおむつが必要だ。現行価格の場合、おむつにかかる費用は月に6700円前後だが、価格が改定されると7700円前後になり、おむつ代だけで月に1000円ほど負担が増えることになる。ツイッターでは、小さな子どもを育てているとみられるユーザーや、女性からの嘆きの声が多数寄せられている。

15%って、無茶苦茶な値上げじゃないか。

値上げ前におむつまとめ買いするしかない

生理用品もおむつも生活必需品だよ!

おむつ値上げ!?15%も!?保育園児ですごい消費するのにー

は???何故??おむつ、生理用品15%も値上げ

値上げでお母さんも泣きたい!(maruco /iStock)

今こそ新聞社は自分たちとの時と同じ訴えを

実は、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、紙おむつといった家庭用紙製品の値上げは大王製紙だけのことではない。「クリネックス」や「スコッティ」ブランドの日本製紙は、4月1日出荷分から価格を10%引き上げると発表した。丸藤製紙も今年3月1日出荷分から現行価格から15%以上の値上げを明らかにしている。花王も紙おむつを含む一部商品の値上げを発表した。いずれの企業も、値上げの理由を大王製紙と同じ「燃料価格・荷資材費の高騰や物流コストの上昇」としている。

確かに、このところの燃料価格の上昇やそれに付随する物流コストの高騰は尋常ではないものがある。企業努力と言っても、やはり限界がある。大手企業とはいえ、もはや値上げをしなければ持ちこたえられないのだろう。

そこで、改めて注目されているのが消費税の軽減税率だ。ツイッターでは、「今こそ軽減税率にしなければ」など、生活必需品である家庭用紙製品の軽減税率の適用を求める声が広がっている。軽減税率が適用されているのは現在、食料品と新聞だけだ。

軽減税率に新聞が含まれているのに、トイレットペーパーやおむつ、生理用品が含まれていないのはなぜなのかと違和感を覚える人は少なくないだろう。新聞各社は自分たちが軽減税率を勝ち取った時と同じくらいの熱量で、生活必需品の軽減税率採用を訴えてみてはどうか。もしかしたら、ユーザーの心を掴んで購読してもらえるかもしれないではないか。

 

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