Colabo問題が影落とす?保守分裂の大激戦!東京・江東区長選“三国志演義”のリアル

再燃する30年来のディープな「因縁劇」
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 東京・江東区長選が「保守分裂」で自民内部で波紋、統一選注目選挙に
  • 区長が構築する分厚い地盤に挑む木村氏。その背後に見え隠れするのが…
  • 空中戦で巧みに揺さぶる木村氏だが、例のネットの騒動が影響も?

今春の統一地方選で意外に注目を集めそうなのが東京・江東区長選(4月16日告示、23日投開票)だ。過去4回の選挙で圧勝し、23区長で作る特別区長会会長でもある現職の山崎孝明氏が今回も普通に勝って終わりかと思われたところ、元自民党衆院議員の木村弥生氏が先週12日、突如出馬表明し、自民党関係者に波紋を広げている。

一見すると、東京のローカル選挙の話なので、全国ニュースの政治部記者たちはまだ事の重大性に気付いてないようだが、その内幕は福田家、中曽根家、小渕家という保守政治家一家がせめぎ合った群馬県を彷彿させる「濃厚な政治事情」が存在する。しかも見方によっては、昨年末からネットで話題のColabo問題が政策論争に微妙な影響を与える可能性もある。

江東区長選で戦う木村弥生氏(左、官邸サイト)と山崎孝明氏(地方創生図鑑)

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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