三浦瑠麗氏の降板でコメンテーター“政権交代”、テレビマンは菅野志桜里氏に熱視線
フジ「めざまし8」、テレ朝「朝生」出演見合わせフジテレビは25日、情報番組「めざまし8」の木曜レギュラーだった国際政治学者の三浦瑠麗氏について、当面の出演を見合わせることを明らかにした。

三浦氏を巡っては、夫が経営する太陽光発電投資会社が詐欺容疑で告発され、東京地検特捜部が19日に家宅捜索を行ったことから局側の対応が注目されていた。
一方、三浦氏のテレビ出演の「代名詞」的な番組とも言えるテレビ朝日系「朝まで生テレビ!」は、27日の出演予定者に三浦氏は入っていなかった。テレ朝関係者は「三浦氏の事実上の降板で、“朝生”がいつまで存続するのかさらにクローズアップされそう」と気が気でないようだ。
三浦氏の夫の会社に対する捜査が今後、さらなる厳しい局面を迎えた場合、三浦氏の出演見合わせは長期化することになりそうだ。
そうなると、今後注目されそうなのは空いたポストに誰が座るか。
特に三浦氏は国内外の政治だけでなく、社会問題、芸能の話題まで幅広く論評するなど“社会派枠”の女性コメンテーターとして、露出度は群を抜いていた。

情報番組で活躍中の元衆院議員の金子恵美氏、元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏らの出番が増えることも予想されるが、テレビ制作関係者が特に注目しそうなのが、2年前に政界から引退した元衆院議員の菅野志桜里氏だ。
実際、テレビ朝日で長年、報道番組や情報番組の制作に携わってきた鎮目博道氏は昨年10月、現代ビジネスの連載で、既存の女性出演者の“座席”を「そこそこ奪い取っていくのではないか」と予測。その理由として、弁護士や元検事、元衆院議員のキャリア、果ては子どもの頃に子役の「アニー」を務めていたことも含め、「肩書きが、テレビのワイドショーやニュースのコメンテーターとして、絶妙なほどちょうど良い」ことを挙げた。
また、与党政治家だった金子氏と異なり、野党出身という点も「メディアが持つ権力への検証・批判機関としての役割からすると、『立憲民主・国民民主』あたりの立ち位置が一番無難な感じでしっくりくる」という民放制作者の思考回路を解説した。
テレビ離れの昨今、政治ウォッチャーのネット民にとっては「対岸の火事」のような話かもしれないが、テレビの世論形成に与える影響力が一定度残っていることから、永田町関係者にとって「ポスト三浦瑠麗」に誰がなるのか、女性コメンテーターの“政権交代”への関心は寄せられそうだ。
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