解散見送り“コイのから騒ぎ”、維新の命拾いで、最も苦虫を噛み潰しそうな「大御所」は?

【独自取材】野党再編、水面下の暗闘
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 岸田首相の解散見送りで維新は「命拾い」。野党再編の動きは?
  • 注目すべき文春オンライン報道の裏事情。「維新潰し」の一環か
  • 「維新潰し」をしたいのは自民だけではない。あの大物がついに始動

猛烈な解散風を吹かせて永田町ばかりか全国の政治関係者を揺るがせた末、岸田首相は15日夕、記者団の取材に「今国会での解散は考えていない」と見送る意向を明言した。

まさに“コイのから騒ぎ”(岸田氏インスタグラムより)

解散を見送った要因の一つとしては、東京で深まった自民・公明の亀裂が他県にどこまで波及するか見通せなかった可能性を考慮したのだろうが、「首相の中長期戦略は来年の自民党総裁選での無投票再選。解散カードを切るのはできるだけ近くにしたい」(首相周辺)と言われてはいた。選挙業界の二大参謀、三浦博史氏松田馨氏も共に「解散はない」と事前に予測しており、的中した形だ。

ただし、これはどこも書いてない話だが、「臨戦体制」であったことは間違いないようだ。

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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