上田清司、猪瀬直樹…参院決算委で見せた知事経験者の質問力、やはり参院は“貴族院”たるべし

首長との兼職、憲法改正は要らない?
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 2人の知事経験者が参院決算委で見せた鋭い「質問力」が印象的
  • 猪瀬氏はロシアへの陸自車両横流し疑惑、上田氏は首相の経済観を深掘り
  • 参院議員と現職知事の兼職はありか。技術的・法的には可能なのか…

岸田首相の解散見送りで政局が一段落し、国会は今週21日に会期末を迎える。消化試合モードとなった週末だからこそ、たまには国会の権能そのものに目を向けた本質的な話をしてみよう。

衆院と差異化がわかりづらく「カーボンコピー」と揶揄されがちな参院だが、伝統的に決算を重視し、決算委員会も設けているとされる。先週12日の参院決算委は、2人の知事経験者が着眼点や問題意識などで実に鋭い質問を岸田首相らに投げがけていたのが印象的だった。

猪瀬氏(参院ネット中継)

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