川口市クルド騒動の教訓、経済界が言う「キラキラ移民」はやってくるのか?

世界情勢の変化で問われる「頭の切り替え」
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 埼玉・川口のクルド人騒動、大手メディアが報じ始めたが…
  • 経済界が求める外国人人材や移民像とのギャップが拡大?
  • パリ発の暴動…世界情勢が激変。政治もメディアも直視せよ

ネットだけで話題になっていた埼玉県川口市のクルド人騒動はようやく大手メディアが報道し始めた。

ただ、SAKISIRU NEWSでも述べたように、なぜか「クルド人の男が逮捕」ではなく「トルコ国籍の男が逮捕」という報じ方をされているが、フランス・パリから欧州各地に広がり始めた移民たちによる暴動の報道量が少ないことを含め、この国の“リア充リベラル”は入管法改正では記者が国会でヤジを飛ばすなど異様な反応を示すのに、社会秩序が破壊されかかっている眼前の問題に認識が乏しい。

コロナ前と変わらずに移民制度の導入を求める経済界もそうだ。今週3日、筆者は新経済連盟(代表理事:三木谷浩史会長兼社長)の年次イベントを取材したが、議論を聞いていてマスコミと同じくギャップを感じてしまった。新経連の規制改革の意見に賛同することが多く、取材等でお世話になっているが、気になった点だけは指摘しておきたい。

新経連の三木谷代表理事(編集部撮影)

イノベーションに多様性は必要だが…

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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