中国AI軍事革命 #2 共産党政権がAIの進化で何を恐れているか?

『知能化戦争』監訳、慶大・安田淳教授に聞く
ライター・編集者
  • 中国にとって自律型AIと共産党の判断との間で齟齬が出た場合が問題
  • 「党の絶対的優位」を唱えるも、AIの自己判断をかじとりできるか不安
  • 『知能化戦争』著者「中華民族の偉大な復興」を明確な目標に掲げる

人民解放軍の自律型兵器導入構想とは?尖閣に自律型兵器が投入されたらどうなるのか?中国共産党100周年となる7月1日を前に、中国の現役軍人・龐宏亮が書いた『知能化戦争』を監訳した安田淳・慶応義塾大学教授に引き続き話を聞く。(3回連載の2回目)

CrailsheimStudio / iStock
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党とAIに齟齬が生じたら?中国最大の問題

――中国軍の「知能化」、つまり自律型AI兵器の問題。世界的にその方向に進んでいることは間違いありませんが、中国特有の課題があるとか。

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