維新「社会保険料」軽減提言へ、ネットで現役世代に反響

音喜多氏「減税と同様な効果」【本記】

日本維新の会が18日に取りまとめる緊急経済対策で社会保険料の軽減を目玉に据えたことが判明した。同日の党役員会で決定し、近く政府に申し入れる。

社会保険料減免の意図を説明する音喜多氏(維新YouTube)

維新が掲げる予定の社保の軽減は、低所得者については半減し、それ以外も3割減らすという。法改正が必要な減税よりも、政令の見直しで済むため即効性がある。

音喜多政調会長は党の公式YouTubeで、「確実に低所得者や若い世代に届けるためには社会保険料(軽減)というのは速効性もあるし、減税と同様な効果がある」と狙いを語った。

社保の減免は、年々重くなる社会保険料負担にあえぐ現役世代や中小企業から特に強い要望が出ていたが、これまでの各政党では、社会保障の受益者で、世代別の投票率が高い高齢者の反応を懸念し、及び腰なのが実情だった。

維新が永田町で異例の社保軽減策を主張したことで、ネットでは反響を呼んでいる。Xでは、

消費税より社会保険料負担を減らしてくれた方が助かる!!

個々の議員からの話ではなく 党としてこういう方針が出たのは画期的

などの歓迎する声が相次いだ。

前回の衆院選は国民民主に投票したという元経産官僚の宇佐美典也氏は「オレの中で次の衆院選投票第1候補に躍り出た」とXに投稿。無党派の経営者などにも同様の反応を示すアカウントが散見された。

(政局、政策的な意義の解説はこちら

 

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