岸田首相、解散見送りでレームダックへの道、「Zの陰謀」は発動されたのか

「還元」巡る不一致騒動
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 岸田首相が年内解散見送り。求心力低下を象徴する前日の騒動
  • 岸田おろしに財務省が暗躍!? “陰謀論”が加速する背景とは
  • 小泉政権、安倍・菅政権と比べ、岸田政権に決定的に欠けるもの

岸田首相は9日、年内の衆院解散を見送る方針を固めた。読売新聞と朝日新聞の朝刊、さらにはNHKが早朝から相次いで報道。朝の官邸入りの際、記者団の取材に応じ、「まずは経済対策、先送りできない課題1つ1つに一意専心、取り組んで参ります。それ以外のことは考えておりません」と述べた。

「還元」で首相と財務相が“見解不一致”(10/26の政府与党政策懇談会:官邸サイト)

報道各社の世論調査で続々と最低支持率の更新が続いていたので、解散見送りは想定内とは言えるが、この前日の国会で起きた「異変」が、政権の求心力が致命的なまでに失われている実態を暗示していた。

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