側近一本釣り!江東区長選で再び始まる“小池首相”への道

岸田首相の「弱さ」がもたらす悪夢
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 東京・江東区長選で小池知事「側近」元都庁部長が名乗り
  • 自民、公明、小池「相乗り」、来年の知事選のプロローグに
  • 自民の「小池憎し」一転した背景、小池氏、求心力回復の先は…

前区長の辞任で行われる東京・江東区長選(12月3日告示、10日投開票)で「大本命」の候補者が彗星の如く出現した。元東京都幹部の大久保朋果氏が21日、無所属で出馬表明した。

大久保氏を推薦するのは自民、公明、そして都民ファーストの会。大久保氏は都庁時代、政策企画局政策担当部長などを歴任し、小池都政の中枢を担った都知事の側近だ。

小池氏が全面援する大久保氏(Xより)

大久保氏はこの日、SNS「X」(旧ツイッター)に開設したばかりのアカウントで記者会見を報告。ここ最近でも特に満面の笑みをたたえた小池氏と大久保氏が揃ってガッツポーズしたバナー画像も披露しており、「小池色」を全面に打ち出した。

昨年夏の元区議会議長が逮捕起訴された汚職事件、そして今回の区長選の選挙違反など前代未聞の不祥事続きで、自民側は身動きが取れず、政治権力の“空白地帯”となったところを、小池氏が一気に奪取に来た格好だ。ただ、実は「小池系」で他にも出馬の動きがあった。

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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