【緊急取材】今井絵理子議員“スピード落牛”のナゾ、主催者に話を聞いてみた

ゲストや観客が「勝ち牛に乗る」長年の伝統、何があったのか?
ライター/SAKISIRU編集部
  • 自民党の今井絵理子参院議員が闘牛から落ちて骨盤骨折と報告
  • 1カ月は歩けず、しばらく車椅子生活を送るという
  • ネット上で疑問の声。主催者に事故の経緯を話を聞くと…

アイドルグループSPEEDの元メンバーで、自民党参院議員の今井絵理子氏(全国比例)が4日、鹿児島県徳之島町で闘牛の牛の上から落下し、骨盤骨折した。自身のツイッターとインスタグラムで5日、明らかにした。

国会で質問する今井絵理子氏(昨年4月の参院決算委、参院ネット中継より)

徳之島は奄美大島の西南に位置する島で、人口は1万人ほど。5月2日〜4日まで闘牛大会が行われ、今井議員は4日に参加していた。

本人の説明によると、「応援していた牛が勝利したので、牛の上に乗せていただいたところ、バランスを崩して落下してしまいました」、「その後、立てなくなり、病院へ搬送され、、、骨盤骨折と判明。しばらくは安静、少なくとも1ヶ月は歩くことはできない」という。

しばらく車椅子の生活を余儀なくされるといい、かなりの大怪我と言える。ネット上では、なぜ牛の乗ったのか疑問視する声があがった。

今井絵理子氏「牛から落下」って、牛に乗るなんて聞いたことないけど、乗る方も軽率じゃないのか。だって闘牛だよ?気性が荒いに決まってるのに。

今井絵理子議員が牛から落ちて骨盤を骨折したようだ。
骨折したこと自体は気の毒だが、そもそも、何で闘牛に乗ろうとしたのか謎だ。
闘牛に乗ったりしたら、落ちるリスクは相当高いのに。

「勝ち牛」に乗ったはずが…

徳之島の闘牛(PhotoAC)

徳之島町郷土資料館の館長で現地の闘牛文化に詳しい遠藤智氏に、話を聞いた。

勝った牛は縁起が良いので、背中に牛主や関係者のほか、観客の子供や来賓の知事などが乗ることはよくあります。どうですかと勧めることもしますし、相手から乗りたいと言われればあまり断らないのが一般的です。

「勝ち牛」に乗ることは、これまで普通に行われていたという。

今回の闘牛大会を主催した天城町闘牛協会北部支部によると、今井議員は周囲から勧められて乗った様子だったという。

今井議員は牛主さんのハッピを着ていて、牛の左半身から乗ったのですが、牛が動いた時に反対側から落ちてしまいました。反対側には人がおらず、支えられなかった。痛そうな感じでうずくまっていて、男性スタッフにお姫様抱っこのような形で抱えられて退場していました。

牛から落ちることは時々あり、今回のような骨折事故もごく稀にあるという。

普通は落ちても擦りむく程度で済むのですが、ごく稀に骨折する人もいます。数年に1回程度ですが、あばら骨を折るなどのケガ人が出ることはこれまでもありました。今井議員のケガの状況についてはネットニュースで知って、驚きました。主催者として申し訳なく思っています。

都会の感覚ではややリスキーな行事にも思えるが、闘牛大会は何十年も前から伝統として続いてきたという。今年夏の参院選で再選を目指す今井議員としては「勝ち牛」に乗って縁起を担ぎたいところだったが、思わぬ不運に直面した形だ。

ライター/SAKISIRU編集部

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