小池都知事と都民ファが本気で国政進出したいなら、維新の邪魔よりやるべき「大義」

「答え」は5年前に出ている
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 国政進出を目論むも大義がない都民ファ。しかし大義のネタはある!?
  • 知事会の暗闘、小池氏なら将来的に政局化し得るだけの問題とは?
  • 大義のためには「小池×維新」!? 共闘のメリット、デメリット

東京都の小池百合子知事の任期満了まで1年を切った。安倍・菅政権時代は、国政復帰を占う政局ゴシップが定番と化していたが、岸田政権になってからは有力な「受け皿」と見られた二階俊博元幹事長が非主流派に転じ、参院選でも側近の荒木千陽氏が東京選挙区で惨敗。すっかり現実味がほぼなくなってしまった。

Facebook「東京都知事 小池百合子の活動リポート」より

実質的な「手勢」であり、特別顧問を務める都民ファーストの会は次期衆院選に向け、都内の小選挙区に候補者擁立を画策はしているものの、荒木氏の参院選の結果などからせいぜい維新の足を引っ張る程度の近未来しか見えてこない。何よりいまの情勢なら、当の小池氏本人が乗り気ではない。それは先日も書いたように根本的に「大義」がないからだ。

だが実は大義になり得る「ネタ」は転がっている。永田町・霞が関はすっかり夏休みだが、小池氏なら将来的に政局化し得るだけの話題が一部で報じられ始めている。奇しくも2つのメディアが同じ日にそれぞれの切り口から報じている。

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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