“マイナカード返納一揆”あおる「老産複合体」のメディア

保守もリベラルも関係ない !?
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • “一揆化”するマイナカード「返納」、メディアのあおる構造を分析
  • 「返納」バズった経緯を解析、当初は左派系中心の話題だったが…
  • あの産経も記事化。書いた記者の所属部署から見える“傾向と対策”
yasujiro /PhotoAC

マイナンバーカードを巡るトラブルが続出したことで、マイナカードを返納する動きが一部で「運動化」しているのだという。

役所の窓口が空いている平日の日中にわざわざ時間を作って返納に行ける人というのは、専業主婦かリタイアしたシニア層、政治的な活動家くらいしか思い浮かばないが、報道機関は、そんな社会的マイノリティの言動をことさらに極大化して「マイナカード返納相次ぐ」(朝日新聞)といったトーンであおりにかかっている。

例によって自民党政権の足を引っ張りたい魂胆が透けて見える左派系の論調だけかと思いきや、ネットの世論形成の過程を見ていくと必ずしも「毎度おなじみ」の図式と言えないから興味深い。

「返納」バズった経緯分析

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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