中山泰秀氏「更迭」、大阪自民の衆院候補予定者「差し替え」はガチンコの刷新なのか

【独自取材】究極の再建策は橋下流 !?
報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役
  • 自民大阪府連が衆院候補者差し替えへ。中山泰秀氏ら更迭報道も
  • 組織内で中山氏に反感を持つ人からも党本部の真意に疑問も?その背景とは
  • 再建主導の茂木幹事長はマッキンゼー出身、ガチンコのテコ入れはできるか

自民党が、「壊滅状態」の大阪府連を立て直そうと衆院の候補予定者の差し替えが注目されている。党本部は茂木幹事長主導で刷新本部をすでに設置、前回の衆院選で維新に全敗した15の小選挙区のうち10選挙区について、公募する方針を近く発表するが、一部報道ではすでに差し替えられる6つの選挙区を名指しされ、このうち大阪4区(大阪市北区・都島区・福島区・城東区)の元職、中山泰秀氏だったことがネット上で話題になった。

大阪府連再建を主導する茂木幹事長と、「更迭」が報じられた中山泰秀氏

中山氏といえば、大阪知事選・市長選に際して一部の候補者がディズニーランドの誘致公約を提起する際、旧知のディズニー本社関係者に接触するなど前向きだったことで知られる(関連記事)。組織内で中山氏の責任を問う声が上がっていると報じたSAKISIRUに対し、代理人弁護士を通じて「公約策定には一切関与していない」などと猛抗議。法的措置をチラつかせたことが記憶に新しい(関連記事)。

それでも中山氏は祖父母、おじ、父がいずれも国会議員だった政治家一家の「サラブレッド」。差し替えとなれば組織刷新に“本気”だと見る向きも出てきそうだが、組織内で中山氏に反感を持つ人からも党本部の真意に疑問を持つ声が出ている。どういうことなのだろうか。

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報道アナリスト/株式会社ソーシャルラボ代表取締役

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