千葉真一さん死去でワクチン議論加速か

ホリエモン「打ってて欲しかった」

国際的なアクション俳優として活躍してきた千葉真一さんが19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、入院先の千葉県君津市内の病院で亡くなった。享年82。

健康的なイメージが強かった千葉さんがコロナに倒れるという訃報は日本中に衝撃を広げたが、千葉さんはワクチンを接種していなかったとの報道を受け、ネット上ではさまざまな意見が出ている。

訃報が伝わった19日深夜から、死因につながる基礎疾患があったのか関心を集めたが、サンケイスポーツが一夜明けて伝えたところでは、「特に持病もなく、たばこも吸わなかった」という。ただ、所属事務所によれば、ワクチンは「俺は元気だから」と受けていなかったという。

共同通信が19日午後11時過ぎに「千葉真一さん ワクチン接種せず」と速報した直後、ツイッターでは

ワクチン打たないからだよ!打てば亡くなることは無かったのに!

ワクチンの予約が可能な方には今すぐにでも打っていだきたいです。反ワクチン派の方はしっかり反省してぜひ接種してもらいたい

といった「打つ派」の意見も並んだ一方で、慎重派や中立的な人たちからは

打つ打たないは個人の自由だしね

ワクチン接種できない人もいるんだよね。 いろんな事情で。自分の友達もしないって言っていた。 高齢の親介護してるけど。怖いようって言ってた。

といった声が上がっていた。

HPVワクチンの推奨活動もしている実業家の堀江貴文氏は「ワクチン打ってて欲しかったですね、、」と無念のツイート。

これに対し、漫画家の小林よしのり氏は一夜明けてブログを更新し、

千葉真一は自分の意志でワクチンを拒否したらしい。さすがだ!千葉真一は美学を貫いた。

ヒステリック臆病のコロナ脳の連中には、絶対、理解できない価値観なのだろうが。

などと独自の見解を示していた。

厚生労働省の新型コロナワクチンに関する特設ページでは、ワクチンに関するQ&Aコーナーがあり、さまざまな疑問に答えている。このうち「Q.ワクチンを接種することができないのはどのような人ですか。」との疑問については、「明らかに発熱している方」「重い急性疾患にかかっている」「ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症の既往歴のある」などのケースを挙げている(リンク参照)。

しかし重症化や死去につながるケースが高齢者より少ない若い世代についても「ワクチンが守るのは、接種を受ける本人だけではありません」「同居する家族や日常的に接する友人、同僚を守る効果も期待できます。身近に重症化リスクの高い持病のある人や高齢者がいれば、なおさらワクチンが重要になると言えるでしょう」(厚労省サイト:山田 悠史医師のコラム)としている。

 

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