ホテルニューオータニ、文春報道での機密漏洩疑いに「誰一人としてあり得ない」

「ホテル関係者」リーク否定

週刊文春が、ホテルニューオータニ(東京・紀尾井町)の「関係者」によるリークとして、木原誠二官房副長官と財界の重鎮らのホテル内の会食の様子を報じた問題で、ホテルニューオータニ広報は25日朝、SAKISIRU編集部の取材に対し、機密漏洩の疑いを否定した。

ニューオータニのガーデンタワー(左)と木原氏が財界重鎮と会食したガーデンコート(PhotoAC)

週刊文春電子版は20日、木原氏が内閣再改造前日の今月12日、財界の重鎮4人らと同ホテルで“謀議”したとの記事を掲載。「ホテル関係者が声を潜めて言う」と目撃証言との触れ込みで、木原氏の会話の様子などを報じた。木原氏の動静は違法性の疑われる内容はなく、ホテル関係者による利用客の機密漏洩への懸念が広がっていた。

SAKISIRU編集部は20日午後、①本件報道の「ホテル関係者」の漏洩可能性についての考え、②公人の利用である場合でも守秘義務は課しているのか、③報道への見解--をただした。

ニューオータニ広報はこの日メールで回答を寄せ、「弊社はいかなるお客様においても、業務上知り得たお客様のプライバシーに関する情報は営業機密として扱っております」と述べた上で、「弊社社員一同、誰一人としてこれを社外に漏らすことはあり得ません」と機密漏洩の疑いを否定した。

 

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