中川コージ氏語る:世界が中国と付き合わざるを得ない時代、日本が取るべき道

インタビュー連載「目覚める獅子」はどこへ行く?#2
ライター・編集者

日本よりも格段とデジタル化を進め、アメリカと世界の覇権を競い合うまでになった「目覚める獅子」は今後、世界の政治と経済にどんな影響を及ぼすのか。気鋭の中国ウォッチャーとして注目される中川コージ氏に展望を聞く連載インタビューの2回目は、デジタル人民元の世界的普及や米中冷戦の激化に直面する日本が、どういう戦略でのぞむべきかを語ります。

nipastock / iStock
nipastock / iStock

一帯一路がデジタル人民元圏になる日

――中国には、「デジタル人民元」を一つの道具として、アメリカの「マネー覇権」に挑戦しようという姿勢がある。しかも一帯一路などもこれと連携しているとのことですが、つまり中国と貿易をするにあたり、「その際は決済通貨をデジタル人民元とせよ」などと迫る可能性もある、ということでしょうか。

この記事は会員限定です。ぜひご登録いただき、続きをお読みください。サブスクなら読み放題です。

関連記事

編集部おすすめ

ランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

人気コメント記事ランキング

  • 週間
  • 月間

過去の記事